2024年5月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
涼と収穫楽しんでゴーヤー苗プレゼント
JA淡路日の出は5月14日、ニガウリ(ゴーヤー)苗1,200本を各支店の来店者に配布した。地球温暖化防止に効果があるとされ、省エネルギー対策になる緑のカーテンを各家庭に普及し、涼と収穫を楽しんでもらうことが目的だ。JAの地域貢献活動の一つ。
津名支店を訪れた来店者は「猛暑といわれる夏が少しでも快適に過ごせることを願って植えたい」「頑張って育て、収穫したゴーヤーを食べて夏ばてを防ぎたい」などと話した。
2024年5月14日
苗を受け取る来店者
早生たまねぎ「淡の春」の出荷が本格化
JA淡路日の出管内では、5月6日から始まった早生たまねぎ「淡の春」の出荷が本格化している。「淡の春」は、5月に収穫する期間限定のたまねぎで、2020年からブランド化を進めている。「淡路島たまねぎ」の中でも農家が特においしいと太鼓判を押す早生品種「七宝早生7号」を差別化し「淡の春」とネーミング。商標登録を取得し、「淡春ナナ」ちゃんのキャラクターを印刷した白い段ボール箱に入れて出荷する。甘くて柔らかく、皮が白いのが特徴だ。
同JAのたまねぎ選果施設には、コンテナに入ったタマネギが管内各地から運び込まれ、選別作業に忙しい。20年から管内のたまねぎの出荷を集約し、1日に30トンの処理能力を有する施設として稼働を始めた。箱詰めや段ボール箱の組み立てなどほとんどの作業は機械が行うが、等級の選別や腐りの取り除きなどは手作業で行う。Sから3Lのサイズごとに分けて、10キロの段ボール箱に詰めて、京阪神の市場に向けて出荷している。市場の評価は上々でブランド力が高まりつつある。昨年は617トン出荷した。
JA担当者は「今年の『淡の春』は需要があるLサイズが中心で、やや大きめの傾向。期間限定の美味しさなので、ぜひ食べてほしい」と話していた。
2024年5月6日
「淡の春」を選別する担当者