xx 2024年4月のトピックス|淡路島から「安全・安心」のご提案と淡路島情報をお届けします。JA淡路日の出
JA淡路日の出ロゴ

2024年4月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

牛馬安全祈とう会

和牛の健康と安産を祈願する「牛馬安全祈とう会」が4月28日、淡路市下司の覚王寺で開かれた。地元の畜産農家らが参拝し、牛の健やかな成長を願った。昨年2月から7月に生まれた雌牛9頭が境内に集まる「牛寄せ」も行い、発育ぶりを測定した。

塩田和牛部会の山田雅史部会長は「健康で良い牛に育つよう、また生産者の健康も祈願した。後継者などの課題があるが、これからも畜産を盛り立てたい」と話していた。

祈とうは江戸時代から続く伝統行事で、寺の境内には牛の像が安置されている。谷内裕樹住職は牛の頭に経文を掲げ、元気な子牛を産むよう唱えた。

JA淡路日の出の藤野幸一畜産部長による講習会もあった。「生産性を上げるためには、母牛の健康と子牛の事故を防ぐことが大切。粗飼料多給型の牛に育て、一年一産を目指していこう」と説明した。

2024年4月28日
2024年4月のトピックス「祈とうを受ける農家と牛」
祈とうを受ける農家と牛

淡路島たまねぎの生産者大会

JA淡路日の出は4月23日、淡路島たまねぎ生産者大会を開いた。洲本支店、五色支店、一宮ふるさとセンターの3会場で生産者166人が出席。安全・安心なタマネギの生産に努め、安定供給と計画出荷に取り組むことを誓った。

同部会では4年前から5月に収穫する品種「七宝早生7号」を期間限定タマネギ「淡の春」として出荷している。この品種は多くの生産者が一番美味しいと太鼓判を押していたことからブランド化を進め、「淡の春」として商標登録も行った。また、冷蔵タマネギは光センサーを通して腐敗球を取り除くなどして、差別化を図った出荷に取り組んでいる。昨年度からはタマネギ小屋で乾燥させた吊りタマネギの定数詰め出荷を始めた。今年度は、1月から出荷が始まる極早生品種の期間限定商品化を進め、タマネギを周年出荷できる体制を目指す。

五色支店では、川端一司部会長が「極早生タマネギは高価格で推移し、現在は落ち着いてきた。市場に有利販売をお願いし、高品質なタマネギの栽培に励んでいこう」とあいさつした。

大阪中央青果(株)は情勢報告に加え、「淡の春」がアッパー的なブランドになっていること、吊りタマネギの定数詰めが評価されていること、光センサーを通した冷蔵タマネギに関してはクレームがゼロであることなどを説明。「淡路島たまねぎへの期待が高まっているので、GW明けには、たくさん出してほしい。また周年出荷できる体制づくりをお願いしたい」と話した。

JA担当者は、出荷要領や病害虫調査の結果を報告した。令和6年度も特色ある販売に取り組み、市場の要望に応じた周年出荷を全体で目指していく旨を説明した。

2024年4月23日
2024年4月のトピックス「あいさつする川端一司部会長」
あいさつする川端一司部会長
ページの一番上へ戻るボタン