2024年2月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
淡路市花卉切花品評会
淡路市内で栽培された切り花の品評会が2月17日、商業施設「アルクリオ」であった。カーネーションやストック、キンセンカなど58点が出品され、最優秀の県知事賞には、安賀健さんのカーネーションが輝いた。県淡路農業技術センターの職員らが、花と葉の状態やバランスなどを審査し、金賞7点、銀賞14点を選んだ。18日の昼まで展示された花々に、来場者は足を止めて見入っていた。
その他の金賞受賞者は次の通り。
▽カーネーションの部=安賀正穣、長手昭宏 ▽ストックの部=山本邦博、山本ゆかり ▽露地の部=小阪豊次 ▽草花の部=集堂昭典 ‹敬称略›
2024年2月17日
展示の花を楽しむ来場者
種牛能力意識を 一宮和牛振興組合短期講習会
一宮和牛振興組合は1月19日、新春肉用牛短期講習会を淡路市ふるさとセンターで開いた。生産者42人が出席し、種雄牛の現状と種牛能力を意識した牛づくりについて研修した。子牛を高価格で販売した生産者の表彰もあり、高村厚吏さんが雌の部と去勢の部ともに受賞。地区の部では尾崎地区が表彰された。
大田原正直組合長が「飼料が高騰している中だが、県全体では子牛の高値が続いている。ローコストを意識して牧草を作るなどの工夫をし、来年の大阪万博に期待して飼育に取り組んでいこう」とあいさつした。
北部農業技術総合センターの三木遥子研究員が「種雄牛の現状と育種価の活用について」と題して講演。種雄牛の通知表を表す育種価は、遺伝的能力が平均からどのくらい優劣があるかの程度を数値で表したものと説明。「育種価を活用し、枝肉能力だけではなく、分娩間隔や母性効果などを備えた種牛能力が高い種雄牛を使った牛づくりをしてほしい」と説いた。
2024年1月19日
表彰を受ける高村さん