2023年9月のトピックス
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淡路島いちじく品評会、濱﨑眞一さん県知事賞
淡路島いちじくの品評会が9月13日、洲本市の淡路県民局で開かれた。13農家が17箱を出品し、着色や形状、玉揃いの良さを競った。最優秀の金賞・県知事賞には、淡路市の濱﨑眞一さんが選ばれた。
農家の栽培技術と意欲の向上やイチジクのPRを目的に淡路農林水産祭実行委員会が主催し、今年で12回目。淡路農業技術センター職員ら6人が審査し、色づきの良さや傷の有無などを見比べた。
今年は4月から気温が高く、生育が早く進んだ。梅雨が明けてからも高温が続く中、8月に入って収穫が始まり、比較的小玉ではあるが糖度が高く、品質の良いいちじくに仕上がった。
審査委員長を務めた淡路農業技術センターの神頭武嗣所長は「品評会にふさわしい高品質なイチジクが出そろった。濱﨑さんのイチジクは果実の着色や玉ぞろいなど全ての点で優れていた。今後も病害虫の発生に注意し、産地の活性化に取り組んでほしい」と講評した。出品したイチジクは、イオン洲本店で展示販売した。
その他の受賞者は次の通り。
▽金賞・県議会議長賞=野田健一(淡路市)▽銀賞・県果樹研究会長賞=津山泰宏(洲本市)、先田正一(洲本市)▽銅賞=津山泰宏(洲本市)、惣田江美(洲本市)、宮尾雄輔(淡路市)
2023年9月13日
イチジクを見比べる審査員