2020年9月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
淡路日の出畜産共進会
JA淡路日の出は9月26日、第27回淡路日の出畜産共進会を淡路市の淡路家畜市場で開いた。淡路、洲本両市の各共進会で上位に選ばれた黒毛和種の種牛60頭を出品。県立農林水産技術総合センターの担当者らが発育の良さや体の幅、バランスなどを審査した。名誉賞には冨永美明さんの「あさふじみ」が輝いた。血統は、父が「千代藤土井」で母の父が「芳山土井」。講評では「体積と発育が抜群で、文句なしの一等賞の牛」と評価された。冨永さんは「自家産の牛で賞をとれて嬉しい。いつも通りの飼育を続け、県の共進会でも上位を目指したい」と語った。
名誉賞を含む11頭は11月3日に南あわじ市で開かれる県畜産共進会に出場する。その他の主な成績は次の通り。
▽最優秀賞1席=富永執一(よしふじ)▽同2席=宮本義隆(よしつるひさ1)▽同3席=小田隆一(ももか)▽同4席=樋口雅晴(まさきく)▽同5席=籾谷州彦(もも)▽同6席=竹池二郎(おじろ253の4)▽同7席=谷和真(りりか)▽同8席=芝床和身(あきこ)▽同9席=太田税(まつふくみ154)▽同10席=斉藤文拓(ふくただ)
淡路島いちじく品評会
淡路島いちじくの品評会が9月16日、洲本市の洲本総合庁舎で開かれ、着色や形状、玉揃いの良さが競われた。栽培の技術と意欲の向上やPRを目的に淡路果樹協会が主催。今回で9回目となった。出品したイチジクは、イオン洲本店で展示販売した。農家が出品したイチジク27点を淡路農業技術センター職員らが審査し、上位8点を金賞に選んだ。最高位の兵庫県知事賞には、淡路市の北坂勝弘さんが輝いた。
今年は8月に晴天と高温が続き、出荷のピークが早まったが、色づきの良い上々のイチジクが並んだ。淡路農業技術センター農業部の西口真嗣部長は「全体的にきれいな色のイチジクが出そろった中、全ての点で優れていた北坂さんのイチジクを県知事賞に選んだ」と講評した。
そのほかの金賞受賞者は次のとおり。
▽県議会議長賞=武田美千代▽淡路県民局長賞=津山泰宏▽洲本農林水産振興事務所長賞=大野修護▽南淡路農業改良普及センター所長賞=先田正一▽北淡路農業改良普及センター所長賞=船越隆好▽県果樹研究会長賞=柿原輝雄▽淡路日の出農業協同組合長賞=宮尾雄輔