2020年4月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
新育苗施設とたまねぎ集出荷再編施設が竣工
JA淡路日の出は4月7日、洲本市の水稲・野菜育苗施設の新築工事とたまねぎ集出荷施設の再編工事の完成にあたり、竣工式を新育苗施設で開いた。JAの役職員ら23人が神事に出席し、完成を祝った。
相坂有俊組合長は、「経済事業の集約によって合理化をすすめ、地域農業の拠点となる施設が完成した。高い施設能力でコスト削減に取り組み、組合員・利用者の期待に応え、発展を目指したい」とあいさつした。
新育苗施設は、JA管内の水稲と野菜の育苗を担う。水稲は5万5000枚(対象面積275ha)、野菜は4600枚(同16.7ha)の育苗を行う。建物は鉄骨造り一部2階建て、播種作業棟の面積が約1327㎡、緑化育苗温室棟の面積が約753㎡。国の補助事業「平成31年度強い農業・担い手づくり総合支援交付金」を受けて建設した。
また、たまねぎ集出荷施設は、ストックヤードを建て、全天候に対応できるようになった。1日当たり30トンの処理能力を有するたまねぎ選果施設を設置した。付帯施設に、根葉切り機、非破壊選別装置、鉄コンテナ用乾燥機4基、鉄コンテナ800基、ポリコンテナ反転機なども設置。国の産地パワーアップ事業の補助を受けて建設し、JAのたまねぎ集約施設として稼働する。
2020年4月7日
あいさつする相坂組合長
神事を行う石田会長理事