2019年7月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
イチジクブランド化を
JA淡路日の出いちじく部会は7月23日、総会と出荷協議会を本店で開いた。部会員44人が出席。森藤孝部会長が議長を務め、2018年度事業報告・収支決算、19年度の事業計画・予算を承認し、任期満了に伴う新役員を報告した。
新部会長となった高田利弘さんは「消費者に喜んでもらえる良いイチジクを作って、淡路島いちじくのブランド化を進めよう。知恵と意見を出し合って部会を運営していきたい」と語った。
市場2社が他産地の情勢を報告し、今後の出荷を依頼した。北果大阪北部中央青果は「良いイチジクを出してもらい活気づく販売にしたい」と話した。大果大阪青果は「例年通りの出荷量をお願いしたい」と要望した。
JA担当者が出荷要領を説明。北淡路農業改良普及センターが、今後の栽培管理と病害虫の防除を説明し「初期の果実はスリップス被害が多いと予測されるので、被害果が混じらないよう気を付けて」と注意を促した。
2019年7月23日
議事を進める森藤孝部会長
糖度十分、スイカ出荷
JA淡路日の出スイカ部会は7月17日から、スイカの出荷を一宮支店で始めた。初日は1,136個のスイカが阪神間の市場へ出荷された。今年のスイカは実が大きく糖度も高い。糖度計で調べたところ13あった。出荷は7月下旬まで続く見込み。
出荷したスイカは部会の役員が検品し、表面を指ではじいて実の詰まりを確認し、秀・優・良の等級ごとに選別していく。10キロ以上ある「特」から「2S」の8階級に2個ずつ箱詰めして出荷する。同部会で栽培する品種は「祭ばやし777」。11農家が約1ヘクタールを栽培している。
生産者は「適度な降雨と高過ぎない気温で、大玉で良いスイカができた。甘くてシャリ感が魅力の淡路のスイカをぜひ味わってほしい」と話していた。
2019年7月17日
スイカを選別する部会役員ら