2019年6月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
ピーマン出荷協議会
JA淡路日の出は6月27日、これから出荷が本格化するピーマンの出荷協議会をJA本店で開いた。部会員27人が参加。関西の市場関係者5社が出席した。
富永正和部会長は「品質の良い美味しいピーマンを長く出荷できるよう頑張ろう。JAが用意した栽培マニュアルがあるので、新規栽培者もベテラン農家も利用して栽培に生かしていこう」とあいさつした。
市場関係者からは、産地情勢と同部会のピーマンへの評価などについて報告があった。大果大阪青果は「選別を徹底し4か月間しっかりと出荷してほしい。ラジオでJA淡路日の出のピーマンが宣伝されているのを聞くので、販売先にも紹介したい」と話した。また、滋賀びわ湖青果からは「加工用にバラ出荷の需要があるので、袋に詰める作業ができないときは、バラ出荷もお願いしたい。変色が出やすい時期は、特に選別に気をつけてほしい」と依頼があった。
JA担当者は出荷要領について説明し、腐りや傷穴があるピーマンが混入しないよう注意を呼び掛けた。また、南淡路農業改良普及センターから、今後の栽培管理のポイントと病害虫対策について講習があった。
洲本市の親子が淡路島たまねぎを収穫体験
JA淡路日の出洲本支店は6月9日、洲本市内の小学生を対象に城戸アグリ公園で「淡路島たまねぎ」収穫体験教室を開いた。地元の子どもたちに魅力を伝え、ファンを増やそうと企画。小学校に案内し、申し込んだ26人とその保護者が参加した。
JAの近藤芳民理事は「淡路島たまねぎは甘くて柔らかい上にみずみずしいのが特徴。農家の努力によっておいしいものが作られる。収穫したタマネギは持って帰って、楽しい思い出にしてほしい」とあいさつした。
JAの岩井良明営農相談員は、「淡路島たまねぎ」が甘い理由を「タマネギは虫に食べられないよう自分で辛味成分を出している。淡路島では虫がつかない寒い時期に栽培しているので、辛味成分を出す必要がなく自然な甘さに仕上がる」と説明した。
子どもたちは、タマネギの収穫はもちろん、「つる付きタマネギ」作りにも挑戦した。葉をひもでくくって、タマネギ小屋につって自然乾燥し長期保存できるので人気だ。参加者は「食べやすくて甘いから誰でも好きになる」「つる付きタマネギを作るのは初めてで、貴重な体験ができた」と話していた。