2018年8月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
良い作物は土づくりから/営農組合に研修会
JA淡路日の出は8月23日、管内の営農組合の代表者を対象に土づくり研修会を本店で開いた。17組合から38人が出席して良い土づくりに必要な養分や最適な資材、省力化機械について説明を受けた。
藤井亘経済担当常務が「JAは、淡路島たまねぎの作付面積を増やした農家に種子の進呈や土壌消毒の一部を助成するなど面積拡大を奨励している。今後も有益な情報を発信していくので、土づくりをしっかり学んでほしい」とあいさつした。
JA全農兵庫営農振興部の三﨑恒敏技術顧問が「水田の土づくり」について講演。最近の水田土壌は有機物の腐植・ケイ酸・カリが不足傾向にある。良い土づくりにはそれらの施用が必要なこと、深耕で土が若返ることなどを話した。
デンカは、ケイ酸吸収率の高い省力型土づくり肥料と腐植酸が入った土づくり資材などを説明した。各メーカーは、トラクターに装着してけん引すると、簡単に深耕できる機械や、農薬散布に使うドローン(小型無人飛行機)、重量物の積み降ろし作業を軽減するパワーアシストスーツなどを紹介した。
参加者からは、購入価格や機械のバッテリーの持ちなどについて、質問が相次いだ。
2018年8月23日
機械の説明を受ける参加者
農業用廃プラスチック類を回収
洲本市・淡路市農業用廃プラスチック適正処理対策協議会は8月22日、当JA管内5 か所で不要となった農業用廃プラスチック等を回収しました。農家から運び込まれたビニール・ポリ製品類約10.6トン、肥料用袋4,825枚、空プラボトル802本が回収されました。
8月22日
育苗箱を運ぶ農家と担当者
廃ポリ類の重さを量る担当者