2018年7月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
イチジク出荷8月開始で協議
JA淡路日の出いちじく部会は7月23日、総会と出荷反省会を本店で開いた。部会員49人が参加。2017年度の事業報告と収支決算、18年度の事業計画と予算を承認した。
市場2社が消費地の情勢を報告して、今後の出荷を依頼した。大果大阪青果は「出荷が始まる8月1日に合わせて売り場確保に努めたい。収穫始めにスリップスが出やすいので、厳しい選別をしてほしい」と要望した。北果大阪北部中央青果は「8月上旬はイチジクの出荷が増える見通し。天候不順が続くかもしれないが万全に準備して、例年通りの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
JA担当者は出荷要領について説明した。南淡路農業改良普及センターは、今後の栽培管理と病害虫の防除について説明。「果実の取り忘れはショウジョウバエの発生源になるので、気を付けよう」と注意を促した。
2018年7月23日
議事をすすめる森 藤孝部会長
スイカ出荷スタート/甘さ十分、出来上々
JA淡路日の出スイカ部会は7月16日から、スイカの出荷を一宮支店で始めた。生産者は収穫と暑さ対策の作業に忙しい。今年は秀品率が高く、糖度が例年以上に上がっているという。主に阪神間の市場へ出荷し、8月上旬まで続く。
出荷したスイカは部会の役員が検品。表面を指ではじいて実の詰まりを確認して、秀・優・良の等級ごとに選別していく。10キロ以上ある「特」から「2S」の8階級に分けて箱詰めして、主に阪神間の市場へ出荷する。部会で栽培する品種は「祭ばやし777」。12農家が約1.3ヘクタールで栽培する。
小松利勝部会長は「天候不順の影響などで小ぶり傾向だが、実が詰まった甘いスイカが出そろった。ぜひ、夏の甘さを味わってほしい」と話した。
7月16日
スイカを選別する部会役員ら