2017年12月のトピックス
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愛称「御食菜采館(みけつさいさいかん)」に/4月にオープン農産物直売所
JA淡路日の出は12月26日、2018年4月に洲本市本町にオープンする農産物直売所の愛称発表式を本店で開いた。新聞折り込みやJAのホームページ・広報誌などで愛称を募集したところ、529件の応募があった。選考の結果、洲本市の七尾真佐美さんが提案した「御食菜采館(みけつさいさいかん)」に決まった。
石田正組合長は「4月のオープンに向け工事は順調に進んでいる。地域農業の振興と地域の活性化を目指したい」とあいさつした。
石田組合長が七尾さんに感謝状と淡路ビーフ券が贈った。愛称には「地場で生産された新鮮な産物(みけつ)、彩り良く選び採られた食材を再々買いに来て下さい」との思いが込められている。七尾さんは「淡路島が御食国であることや、語呂の良さを意識してネーミングした」と受賞の喜びを話した。
建物は鉄骨造りで一部が2階建て。施設内には生鮮売場の他、精肉売場を設ける。洲本本町店として金融・共済・経済の相談窓口も設置する。現在、出荷予定者として洲本市と淡路市の農家103人が仮登録している。オープンに向け今後も多くの参加者を募集していく。
イチジク情勢協議
JA淡路日の出いちじく部会は12月19日、出荷反省会を本店で開いた。部会員54人が参加。今年度の販売実績や市場の情勢について協議した。第6回淡路島いちじく品評会の表彰も行い、2年連続で最高賞の知事賞に淡路市の田中一至さんが輝いた。
森藤孝部会長は「10月の台風と日照不足が影響し、前年に比べて売上高がダウンした。次のシーズンに向け協議・検討していこう」とあいさつした。
大果大阪青果の担当者が「量販店が季節の風物詩として売り場を確保している。安定出荷に努めてほしい」と呼び掛けた。北果大阪北部中央青果からは「出荷をあてにしているので、数量の現状維持か、増やすことをお願いしたい」と依頼があった。
北淡路農業改良普及センターが、今後の管理の注意点、栽培やカビ防止の試験結果について説明した。
知事賞の田中さんは「大玉が多く、良いものができた時期に出品できた。ブランド化に向け、傷がないものを選んでいる」と話した。