2017年9月のトピックス
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直売所新築へ地鎮祭
JA淡路日の出は9月13日、2018年4月にオープンする洲本直売所(洲本市)の新築工事の地鎮祭を開いた。役職員や工事関係者ら45人が参加。洲本八幡神社の酒井一成宮司が神事を執り行い、工事の安全と建物の繁栄を祈った。
石田正組合長は、県内の直売所の状況と課題を踏まえ「新鮮で旬の野菜を提供するのは当たり前。直売所として新しいことをどう行っていくかを勉強し、農家所得の増大につなげてほしい」とあいさつした。
建物は鉄骨造りで一部が2階建て。施設内には生鮮売場の他、精肉売場を設ける。洲本本町出張所として、金融・共済・経済の相談窓口も設置する。竣工は18年3月の予定。
田中さん知事賞/淡路島いちじく品評会
淡路島いちじくの品評会が9月5日、洲本市の県洲本総合庁舎であり、着色や形状、玉ぞろいの良さが競われた。栽培の技術と意欲の向上やPRを目的に淡路果樹協会が主催する。今回で6回目。出品したイチジクは、イオン洲本店で展示販売した。
農家29戸が出品したイチジク38点を淡路農業技術センター職員らが審査し、上位8点を金賞に選んだ。最高賞の知事賞には、昨年に続き淡路市の田中一至さんが輝いた。
今年は気温が高かったことから生育が早く、降雨が少なかったので生産者はかん水作業を小まめに行った結果、上々のイチジクが並んだ。県立農林水産技術総合センターの宗田健二主任研究員は「出品されたイチジクは全て品質が良く選出に苦労したが、全ての点で優れていた田中一至さんのイチジクを金賞に選んだ」と講評した。
その他の金賞受賞者は次の通り。
▽県議会議長賞=北坂勝弘▽県果樹研究会長賞=宮尾雄輔▽淡路県民局長賞=北野上恵美子▽洲本農林水産振興事務所長賞=池本美和子▽南淡路農業改良普及センター所長賞=山本博▽北淡路農業改良普及センター所長賞=森藤孝▽淡路日の出農業協同組合長賞=大野修護