2017年4月のトピックス
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キヌサヤ出荷本格化/ウスイエンドウも
JA淡路日の出北淡支店管内では、4月上旬からキヌサヤ、4月下旬からウスイエンドウの出荷が始まった。昨年の秋に雨が多く、種まきが20日ほど遅れたため、例年より出荷と生育が遅れた。3月以降は寒さが続き、実のなりが少なく、小ぶり傾向にあるという。今後、暖かくなると、実がもう少し大きくなる見込みで、5月の中旬まで出荷が続く。
キヌサヤは、MとLのサイズに分けて2キロの箱に入れて、ウスイエンドウはSとM・Lの各サイズに分けて4キロの箱に詰めて、京阪神の市場へ出荷する。
生産者の井髙均さんは「これから実が大きくなるように手入れと施肥を続けたい」と話した。
2017年4月
キヌサヤを収穫する井髙さん
ベト病対策しっかり/淡路島たまねぎ生産者大会
3JA淡路日の出は4月14日、淡路島たまねぎ生産者大会を開いた。洲本支店、五色支店、淡路市ふるさとセンターの3会場で生産者178人が出席した。安全・安心に努め、継続した計画出荷に取り組むことを誓った。
淡路市ふるさとセンターでは、植松茂好部会長が「べと病対策をしっかり立てて栽培に励もう」とあいさつした。
神果神戸青果は情勢報告に加え、「淡路島たまねぎは通年販売している。5月の連休期間中、売り場では産地表示にこだわっていくとのこと。異物混入に気をつけて出荷をお願いしたい」と話した。
神戸中央青果は「ゴールデンウイークには、スーパーなどで淡路島たまねぎの売り場コーナーが作られる。しっかり栽培履歴を記帳して、安全安心なタマネギを栽培してほしい」と述べた。
JA担当者が、集荷取扱いや今年の気象と生育について説明した。ベと病対策として「定期的に薬剤を散布して予防し、圃場を巡回して発病株の抜き取りを励行しよう」と呼び掛けた。
2017年4月14日
あいさつする植松部会長