2015年4月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
コミュニティーの場に JA淡路日の出北淡支店が完成
JA淡路日の出は27日、淡路市富島に新しく完成した北淡支店の竣功祭を開いた。地元組合員の代表者をはじめ、JA関係者ら57人が神事に出席した。洲本市内のホテルで記念式典を行い、設計・施工者に感謝状を贈った。
JAの石田正組合長は「地域に根差した支店経営を目指し、新しい館をコミュニティーの場になるようにしたい。末長く繁栄させていこう」とあいさつ。関係者らに竣功までの協力と支援に感謝の意を述べた。
鉄骨2階建ての新会館は環境に配慮した建物で、屋上には太陽光発電を設備。また、バリアフリー、多目的トイレ、相談窓口の設置など地域住民が安心して利用できる店舗とした。5月11日から新店舗で営業を始める。
生産履歴記帳を JA淡路日の出タマネギ生産者大会
JA淡路日の出は4月21日、「淡路島たまねぎ」の生産者大会を開いた。洲本支店、一宮支店、五色支店の3会場で、生産者176人が出席。生産履歴の記帳を励行し、安全・安心に努めた生産を誓った。
五色支店では、高木初滋部会長が「4月に記録的な雨が続き、今後は温度が高くなるので病気が出やすくなる。対策をしっかりして安定出荷しよう」とあいさつした。
大阪中央青果㈱は情勢報告に加え、「品質が重視される。十分に乾燥させ、完熟したタマネギの出荷をお願いする。栽培管理記録簿をしっかり作り、異物混入に気を付けてほしい」と呼び掛けた。
JA担当者は、集出荷の取り扱いや、生育状況と病気への対応策を説明した。「発病前に殺菌剤で予防し、病気の株を見つけたら必ず抜き取って、病気の広がりを防ごう」と話した。
女性力で和牛増頭 淡路和牛女性活性化大会
JA淡路日の出は4月15日、洲本市のホテルニューアワジで、淡路和牛女性活性化大会を開いた。女性畜産農家ら119人が参加。JAの石田正組合長は「今年度は子牛の販売合計25億円を目指したい。女性の力を発揮して研さんを重ね、生産頭数の増加につなげてほしい」と述べた。
大会では、2014年度の和牛繁殖経営共励会の表彰と記念講演もあった。
繁殖率や子牛の体重、価格などを評価する和牛繁殖経営共励会では、淡路市の濵﨑尚美さんが最優秀賞に輝いた。
記念講演では、淡路農業技術センターの岡章生畜産部長が「最近の枝肉成績と15年度但馬牛種雄牛」と題し、枝肉価格の動向や15年度の基幹種雄牛を紹介した。
微生物化学研究所の凾城悦司参事は「丈夫な子牛作りを目指して 特に肺炎予防について」をテーマに講演し、「虚弱子牛を産ませないよう、分娩前後の母牛には飼料を増やし、安定した粗飼料を給与することが大切」と語った。