石田組合長から表彰を受ける真浦さん
ＪＡ淡路日の出は4月16日、洲本市のホテルニューアワジで「淡路和牛女性活性化大会」を開いた。管内の女性畜産農家95人が参加。2013年度の和牛繁殖経営共励会の表彰と記念講演が行われた。
ＪＡの石田正組合長は「女性のきめ細やかな飼育のおかげで、子牛価格は安定している。宝である但馬牛を減らすことなく、今後も効率良く増頭対策に取り組んでほしい」とあいさつした。
繁殖率や子牛の体重、価格などを評価する和牛繁殖経営共励会では、洲本市の真浦元枝さんが最優秀賞に輝いた。
記念講演では、兵庫県北部農業技術センターの岡章夫主席研究員から「但馬牛について」と題し、但馬牛の食味評価が高いことや14年度の基幹種雄牛が紹介された。また、兵庫県食肉事業協同組合連合会の平井力会長は「食肉情勢について」と題して、講演。「食肉の買い手はあるが、供給源が少ない状況。一頭でも多く生産してほしい」と呼び掛けた。
和牛繁殖経営共励会の最優秀賞以外の受賞者は、次の通り。
▽1席＝原美智子（洲本市）▽2席＝芝床三重子（淡路市）▽3席＝樋口博美（洲本市）▽4席＝高田佐加恵（洲本市）▽5席＝勘舎晴美（洲本市）
（2014年4月16日）
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JA淡路日の出
