園地で説明を聞く参加者
JA淡路日の出と北淡路農業改良普及センターは12月6日、イチジクの栽培講習会を一宮支店で開いた。イチジク栽培に興味を持ち、新規栽培を希望する10人が参加した。今年から取り組んでいる園地に移動し、3月に挿し木をした園地と、11月から準備を始めたばかりの園地を見学した。
JA淡路日の出いちじく部会の北坂勝弘会長は、「淡路では25年前からイチジク栽培が始まり、安定した信頼と価格を保っている。部会では、栽培者と面積を増やし、ブランド化を進め、全国有数の産地にしていきたい」とあいさつした。
北淡路農業改良普及センターの中谷隆文普及主査は、「園地選びがイチジク栽培の成否を決める」と説明。便利がよく、排水やかん水の好条件がそろっており、日当たりや風当たりを考えて選ぶよう、呼び掛けた。
参加者の一人は、「近所にイチジク栽培を始めた人がいたので興味を持っていた。大変そうだが、費用面を考え、前向きに検討したい」と話していた。
(2012年12月6日)
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