1頭ずつ指導する関係者ら
JA淡路日の出は5月15日、全国和牛能力共進会へ向け、候補牛の育成指導会を淡路家畜市場で開いた。全国和牛登録協会、洲本家畜保健所などが指導に当たり、生産者と合わせて100人が参加。今回は3回目で、次回は6月に予定している。
全共の出品区分の第2区(若雌の1)・第3区(若雌の2)に、15頭、第4区(系統雌牛群)・第7区(総合評価群)に、24頭の候補牛が参加。1頭ずつ発育状況のチェックと指導が行われた。
全国和牛登録協会兵庫県支部の助野英志支部長は、「発育はおおむね良好。つなぎ運動をしっかり行い、あごを引いて後ろ足をそろえて立てるようにしたい。今後は体の調子をしっかりと整えることが大事」と呼び掛けた。
生産者は、「全国を目指し、一層飼育に力を入れたい」と話していた。
(2012年5月15日)
|