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環境配慮型で再始動-本店新会館が完成-
テープカットで新しい本店会館の竣功を祝う関係者
テープカットで新しい本店会館の竣功を祝う関係者
 JA淡路日の出は4月2日、淡路市志筑に新築工事を進めていた本店会館の竣功式を開いた。4月9日から営業を始める。
 新会館は鉄骨造り3階建て。環境に配慮した設計で、屋上には太陽光発電装置を設置した。今後に備え、電気自動車用急速充電設備も完備した。照明器具は、全て発光ダイオード(LED)を使い、省エネルギー対策も取り入れた。バリアフリーの構造で、ゆとりのある共有スペースを確保している。
 旧会館は、1969年の建築で、老朽化が進んでいた。阪神淡路大震災を経て、海岸近くの立地から塩害や台風の被害にも遭っていた。外壁が落ちるなど危険な個所もあり、新築が2010年度の総代会で承認され、理事会で決定された。
 竣功式で石田正組合長は「組合員をはじめ、多くの方の尽力で新築できた。経済事業の内容を充実させ、組合員や利用者のために事業発展に努めたい」とあいさつした。  (2012年4月2日)
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