目合わせをする部会員
JA淡路日の出いちじく部会は8月8日、イチジクの出荷協議会をJA育波支店で開き、出荷時の注意事項を確認した。新規栽培者4人を含む部会員28人が参加し、イチジクの目合わせ会も開いた。
JAでは7日からイチジクの出荷が始まった。出荷協議会では市場会社が他産地や消費の情勢を報告。大阪北部中央青果は、「イチジクの価格は現在、安定して推移している。昨年の良かったポイントとして、腐敗果が少ないことが挙げられる。今年も安定した品質のイチジク出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
北淡路農業改良普及センターからは、今後の管理や病害虫の対策について説明があり、「これから晴天が続くので、かん水を十分にすること。土が乾燥してからだと実が割れるので、3日に1回のペースでかん水を」と注意した。
開店初日とあって、11時のオープンには大勢の人が詰め掛けた。地元客からは、「涼しい中で、買い物ができるようになって良かった。これからも利用したい」という声が聞かれた。
北坂勝弘部会長は、「熱中症に気をつけて、品質の安定したイチジクを出荷していこう」とあいさつした。
(2011年8月)
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