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2023年11月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

冷蔵タマネギ出荷スタート

JA淡路日の出は11月15日から、冷蔵タマネギの出荷を始めた。初日は関西の市場へ向け、約700ケースを出荷した。同JAの冷蔵タマネギは、2020年から光センサーを使って「芯腐り」など外から見えない腐敗球を判別し、取り除く選別を行っている。さらに、手作業で損傷球を取り除き、高品質なタマネギの出荷に取り組んでいる。光センサーを始めてから3年、消費者や市場から品質についてのクレームはないという。

淡路島たまねぎの出荷は4月下旬の早生タマネギから始まり、6月からは自然乾燥した中生・晩生タマネギ、11月からは冷蔵タマネギへと変わり、12月下旬まで続く。冷蔵タマネギは、自然乾燥したものを7月、8月の間にJAが引取って、0℃で冷蔵貯蔵したもの。秀・優の等級とM・L・2Lの階級に分け、市場と契約し出荷計画を立て約1万ケースを出す予定だ。差別化を図るため、昨年から段ボール箱に光センサー選別と印字し、新たに作った冷蔵タマネギのキャラクター「光れいた君」も掲載している。

タマネギの撰果を行う池田集荷場の勝矢隆課長は「見た目ではわからない中が傷んでいるタマネギが確実に除去できている。これからも安定した品質とその実績を市場へPRし、生産者の所得の向上につなげたい」と話す。

2023年11月15日
2023年11月のトピックス「光センサーで選別されるタマネギ」
光センサーで選別されるタマネギ
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