ビワの検査をするJA職員と生産者 |
JA淡路日の出の北淡支店管内で6月20日、ビワの出荷が始まった。1月から3月までの気温が低かったため、例年より10日遅れの出荷となったが、大玉が多く、品質も上々の出来に仕上がっているとJAでは話している。
ビワは淡路市の野島地区を中心に栽培されており、毎年、約1万ケースを出荷している。生産者は、ビワを保護するためにかぶせていた袋を1枚ずつ外して収穫し、等級・階級別に分けて、箱詰めする作業に追われている。
ビワの等級は、あざ傷が混入しない熟度が一定した秀品とあざ傷が少ない優品とに分ける。階級は4L、3L、2L、L、M,Sの重さ別に分け、1パック400グラムとなるように詰めていく。
JAでは職員らが出荷者ごとにサンプル検査をし、主に大阪と神戸の市場に出荷する。今月下旬まで続く。
淡路市野島蟇浦でビワを栽培している有馬正雄さんは、「ビワは繊細なので、取り扱いには細心の注意を払っている。」と話していた。
(2011年6月)
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